本日、与野党国対委員長会談を行いました。
与党側から、旧統一教会の被害者救済法案について昨日と同じく、成立のお願いがありました。
日本では、戦前の宗教弾圧の反省から戦後一貫して、信教の自由を重視をした政策が行われてきました。これは今も守られており、極めて重要なことと認識しています。しかし、最近表面化した旧統一教会を中心とした宗教問題の事案では、人権を無視し、不当な資金を集め、なおかつそこで育っている子供たちに対する児童虐待など、様々な問題が明らかとなっています。このような不当な行為の再発防止や被害者救済のために、より実効性のある法律とするよう努力が必要ではないかと、本日の会談のなかで申し上げました。
また、現時点では被害者救済に役立つ肝心な点について、与野党が歩み寄れていないため、総理入りの質疑や参考人聴取を含めた透明性の高い質疑を時間をかけて行い、コンセンサスを得ることもあってしかるべきではないかと申し上げました。